フローライト(fluorite)
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この石は、望遠鏡やカメラ用レンズのような高級光学レンズ材として用いられたり、フッ素の貯蔵に用いられることもある鉱物ですが、英名と和名の起源が異なるものの一つです。
フローライトは、ラテン語で“流れる”を意味する“fluere”を起源として、英語の“溶かす”という言葉に由来して付けられました。 |
対して和名である蛍石は、全く別次元のもので、この石が光や熱による刺激で発光する“蛍光現象(フルオレッセンス)”から名付けられています。火にくべると、パチパチと弾け飛んで、まるで蛍のように光ります。 色のバリエーションが豊富かつ美しいので、宝飾用に広く使用されますが、へき開という性質が問題で割れやすい石なので、加工や取り扱いには注意が必要です。 |
フローライト(fluorite)
この石の浄化方法
【浄化方法】 | ||||
流水 | クラスター | セージ | 日光 | 月光 |
○ | ○ | ○ | × | ○ |
フローライト(fluorite) 和名:蛍石 成分:CaF2 晶系:等軸晶系 硬度:4 比重:3.18 産地:アメリカ、イギリス、日本、中国、ナミビア等 処理:含浸処理、照射処理(処理は、加工の際に一般的に行われる可能性があるものです。) 【玉数、使用ゴム、備考】 |