アラゴナイト(aragonite)
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この石の名前は、最初の発見地であるスペインのアラゴン地方に由来します。カルサイトと同じ成分の鉱物ですが、あちらは六方(三方)晶系で“同質異像”の関係です。 多形ともいいます。それぞれ結晶構造(原子配列)が異なり、結果として物理性質が異なるわけです。 アラゴナイトは、準安定で空気中で加熱すると、450~490℃でカルサイトに相転移します。 |
グリーンに着色され、翡翠のイミテーションが作られることもあります。 アラゴナイトの成分である炭酸カルシウムが、真珠や貝殻の主成分をなすことでも知られています。 |
アラゴナイト(aragonite)
この石の浄化方法
【浄化方法】 | ||||
流水 | クラスター | セージ | 日光 | 月光 |
× | ○ | ○ | ○ | ○ |
アラゴナイト(aragonite) 和名:霰石 成分:Ca[CO3] 晶系:斜方晶系(時に擬六方晶をなす) 硬度:3.5~4 比重:2.93~2.95 産地:スペイン、オーストラリア、イタリア、ペルー、アメリカ等 処理:着色処理(処理は、加工の際に一般的に行われる可能性があるものです。) 【玉数、使用ゴム、備考】 |