アンバー(amber)
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琥珀は鉱物ではなく、およそ3000万年以前の松柏類の植物が分泌した樹脂(樹液)が化石化したものです。 古代ギリシア人は、神秘的なこの石を特に好み“太陽の石”と考えていました。彼らは、琥珀を摩擦すると静電気を帯びるという性質に気が付き、この石を“エレクトロン”と呼び、これが電気の語源である“electricity”となりました。 流通している琥珀の多くは、加熱によって本来の柔らかな性質を粘り強く改良 |
また、琥珀の小片を加圧して整形した“アンブロイド”と呼ばれるものを、あたかも天然琥珀として詐称している例があるので注意が必要です。 更に、同じく樹脂が化石化しても、経年年数が浅いものは“コーパル”と呼ばれ、あらゆる部分で琥珀より不安定で脆く琥珀とは呼べません。 |
アンバー(amber)
この石の浄化方法
【浄化方法】 | ||||
流水 | クラスター | セージ | 日光 | 月光 |
× | △ | ○ | × | ○ |
アンバー (amber) 和名:琥珀 成分:基本的にはC10H16O+H2S 晶系:非晶質 硬度:2~2.5 比重:1.05~1.096 産地:ドミニカ、リトアニア、日本、エストニア、ポーランド、ラトビア等 処理:加熱処理(処理は、加工の際に一般的に行われる可能性があるものです。) 備考:プラスチックのイミテーションの判別方法は、飽和食塩水を使用します。本物は浮かび、偽者は沈みます。 【玉数、使用ゴム、備考】 |